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あらすじ

金子みすゞの名作童謡を収めた絵本。 全15篇を、あたたかい挿絵とともに楽しめます。 すべてひらがな表記で、やさしく読める内容です。

初めて読んだのは幼少期で、従兄弟のお母さんがくれた絵本でした。 その頃は金子みすゞさんを知らなくて、「よくわからない本」だと思ったはずなのに、なぜかずっと忘れられませんでした。 特に好きなのは「わたしと　ことりと　すずと」。 みんなできることが違うからこそそれがいいという内容は、今の価値観とも重なります。 当時の時代背景を思うと、こうした優しさと強さを持った詩を生み出せたことに、改めてすごさを感じました。